TCL、QWERTYキーボードを搭載した「BlackBerry KEYone」を発表
2017年3月1日 19:00
headless 曰く、 TCL Communicationは25日、BlackBerryブランドのQWERTYキーボード搭載Androidスマートフォン「BlackBerry KEYone」を発表した(製品情報、The Verge、Ars Technica、VentureBeat)。
TCLは昨年、BlackBerryと長期の契約を締結し、BlackBerryのソフトウェアとブランドの使用権を獲得している。KEYoneはTCLがリリースする初のBlackBerryブランド端末であり、BlackBerryブランドではPriv以来のQWERTYキーボード搭載端末となる。
KEYoneは1,620×1,080ピクセルの4.5インチディスプレイ(アスペクト比3:2)を搭載し、プロセッサはオクタコアのSnapdragon 625にAdreno 506 GPU、RAMは3GB。QWERTYキーボードはPrivなどと同様にタッチセンサーが搭載されているほか、各キーの長押しに任意の機能を割り当てることが可能で、スペースキーには指紋センサーも内蔵されている。
カメラは12メガピクセル/8メガピクセル(リア/フロント)、いずれもLEDフラッシュを搭載する。リアカメラのセンサーはGoogle Pixelと同じSony IMX378を採用しているそうだ。内蔵ストレージは32GBだが、最大2TBのmicroSDカードをサポートする。OSはAndroid 7.1 Nougatで、BlackBerryのセキュリティソフトウェアなどBlackBerryアプリがプリインストールされる。
ネットワーク対応バンドはLTE 1~5/7/8/12/13/17/20/25/26/28~30、TDD LTE 38~41、CDMA BC 0/1/10となっている。本体サイズは149.3×72.5×9.4mm、重量は180g。バッテリー容量は3,505mAhとなっているが、持続時間については記載されていない。発売は4月の予定で、価格は549ドル/499ポンド/599ユーロだという。
QWERTYキーボードやカメラは別として、全体にスペックがミドルレンジなのにもかかわらず価格が高すぎるという意見も出ている。9to5Googleの読者投票でも半数以上が高すぎると考えているようだ。スラドの皆さんはどう思われるだろうか。