【銘柄フラッシュ】FDKなど急伸しトランプ大統領の国防予算など材料に石川製作所などが動意

2017年2月28日 16:36

 28日は、米トランプ大統領がインフラ整備や国防に大規模予算を組む方針と伝えられ、防衛関連株の石川製作所<6208>(東1)が後場寄り後に一段高の場面を交えて大引けは14.1%高となり東証1部の値上がり率3位。メディアドゥ<3678>(東1)は類似企業の買収などが好感されて11時頃にはストップ高に達しそのまま24.0%高。ネオス<3627>(東1)は27日発表の「病気予防度を評価する医療費抑制支援システム」に関する連携や28日発表の「中国で『WeChat』(微信)対応のプリペイドサービスをリリース」などが好感されて7.1%高。藤森工業<7917>(東1)は米国のインフラ整備で恩恵を受けるとされて昨年来の高値に急接近の5.9%高。ヤマシンフイルタ<6240>(東1)も同様の見方で5.6%高。

 FDK<6955>(東2)は28日付で「高エネルギー密度を有する全固体リチウムイオン電池用正極材料を開発」と発表しストップ高の42.0%高。日本食品化工<2892>(東2)は業績・配当予想の増額などが好感されてストップ高の18.1%高。日本アビオニクス<6946>(東2)は防衛関連株の一角で7.5%高。

 グレイステクノロジー<6541>(東マ)は3月末の株式4分割に期待衰えず20.4%高となり上場来高値。レノバ<9519>(東マ)は上場4日目で低PERなどが言われて連日高値脳新の17.0%高。同じく上場4日目となったユナイテッド&コレクティブ<3557>(東マ)はPER比較割安などが言われて一時ストップ高16.1%高まで上げて連日高値を更新。

 チヨダウーテ<5387>(JQS)は主力建材などが民泊用の建物に需要拡大との見方があり2日連続ストップ高の18.0%高。細谷火工<4274>(JQS)は照明弾や発炎筒の大手で防衛関連株として注目されストップ高の16.5%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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