コリン・マクレーが写し出す極彩色の空撮抽象作品が話題
2017年2月24日 11:39
サンフランシスコのベイエリアに拠点を置く写真家、コリン・マクレー(Colin McRae)は、ヘリコプターから塩水池を11年間撮影している。
その写真は実にカラフルで、まるで抽象派絵画のよう、と話題だ。
コリンは、「サンフランシスコ国際空港へのアプローチエリアであり、サンフランシスコ湾の下側であるこれらの塩水池干潟地域の発見は、まさに偶然でした。発見当時、私は映画を撮っていて、いくつかのテストロールを撮るため、ヘリコプターでこの区域を上空から見たとき、信じられないほど美しく素晴らしいことに気付いたのです。その時から私は、この景色を撮影するためにますます多くの時間を費やし始めたのです」と語る。
このカラフルな色になる理由として、オレンジピンクのブラインシュリンプ、そして赤と緑の藻類たちが繁殖したからだとか。
ちなみに気になる撮影機材は、「以前まではキャノン1Dsや5D Mark IIIを使っていたのですが、最近、フルフレームミラーレスソニーa7R II(ソニー24-70mm f / 4レンズ)とソニーA6000(ソニー18-200mm f / 3.5-6.3レンズ付き)で撮影」しているそうだ。
そんなコリン・マクレーの美しい極彩色な航空写真作品は、サンフランシスコのcLoughlinギャラリー、LAアートショーアートフェア、ロサンゼルスデジタルアートセンター、サンフランシスコのバンクオブアメリカ本社、ニューヨークのMorgan Stanleyで紹介されているので必見。(記事:マーヴェリック・記事一覧を見る)