映画『8年越しの花嫁』17年冬に公開 - あるカップルに起きた奇跡の実話
2017年2月23日 18:53
映画『8年越しの花嫁』が、2017年冬に全国で公開。
『8年越しの花嫁』のベースになったのは、岡山県に住む実在のカップルに起きたある奇跡の物語。結婚式の直前に突然の病で倒れた花嫁と、彼女を8年間待ち続けた新郎。まるでドラマのような2人の話は、動画配信サイトに投稿された動画をきっかけに広がり、その深い愛は世界中の人々の心を震わせた。本作は、そんな美しく強い愛の物語を映画化した待望の作品だ。
新郎の尚志役を務めるのは、『バクマン。』『世界から猫が消えたなら』などにも出演する佐藤健だ。彼の力強くまっすぐな瞳は、愛しい人を来る日も来る日も祈りながら待ち続ける尚志の強い意志と愛情に共鳴するものを感じる。そして『青空エール』や『トリガール!』でも知られる土屋太鳳が麻衣役を演じる。
監督は『アントキノイノチ』や、『64(ロクヨン)』の瀬々敬久。ベルリン国際映画祭での受賞歴を持つなど、国際的にも評価が高い実力を持つ彼が、2人の繊細で複雑な感情をいかに表現するかに注目したい。
さらに、原作「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」のコミック化が決定。漫画家を全国から大募集するオーディション企画が実施される。
■ストーリー
結婚を約束した一組のカップル、尚志と麻衣。幸せ絶頂の2人だったが、結婚式の3ヶ月前、突然の病気が麻衣を襲う。一時は心肺停止、その後も⻑い昏睡状態に。いつ目が覚めるかわからない状態に、麻衣の両親からは「もう他にいい人を見つけたら」と言われるが、尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続ける。その祈りが届いたのか、その後、麻衣は徐々に意識を取り 戻すが、そこへ更なる試練が降りかかる。麻衣は、記憶障害により尚志の記憶を失っていたのだった。大きなショックを受けなが らも、来る日も来る日も麻衣のもとへ通い続ける尚志。そして、8年の年月が経った頃、ついに2人に奇跡が訪れる――。
【詳細】
『8年越しの花嫁』
公開日:2017年冬 全国ロードショー
監督 瀬々敬
脚本: 岡田惠和
原作:「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」(主婦の友社刊)
出演:佐藤健、土屋太鳳
(c) 2017「8年越しの花嫁」製作委員会