竹島の日に韓国市民団体が抗議と韓国メディア
2017年2月21日 12:00
韓国の市民団体が22日に島根県を訪れ、島根県主催の「竹島の日」式典での竹島の領有権主張に対し、島根県庁前で抗議の行進を行う模様だ。聯合ニュースが20日報じた。
それによると「独島守護全国連帯」という市民団体が20日、ソウルの日本大使館前に設置されている慰安婦を象徴する少女像近くで会見を開き、計画を発表したという。
発表では、団体は「日本の文部科学省は小中学生の社会科の学習指導要領に独島(竹島)が日本固有の領土であることを明記するよう法制化した」とし、「生徒に歴史の捏造による帝国主義史観を注入しようとする蛮行」との決議文を発表したという。
そのうえで、聯合ニュースは「団体のメンバー5人は21日午前、大阪の韓国総領事館前で抗議声明を発表し、22日午前、島根県庁前で独島の領有権主張を批判する行進を行う」と伝えている。この市民団体は島根県が竹島の日を条例で制定した2005年から毎年、抗議をするために島根県へ行っているとも報じている。(編集担当:森高龍二)