ソフトバンク、STEM教育用ロボット「mBot」シリーズ販売
2017年2月17日 21:28
ソフトバンク コマース&サービスは17日、中国のMakeblock社と日本国内での正規販売代理店契約を締結し、同社STEM教育用ロボット3種類の取り扱いを開始したと発表した。
Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字を取り名付けられた「STEM教育(ステム教育)」は、急速に進む社会のIT化に伴い、米国を始めとした世界の教育現場で注目を集め、日本でも教育カリキュラムへの導入が検討されている。Makeblock社は、中国・深センで2011年に設立したスタートアップ企業。STEM教育に早くより注目し、電子モジュール等の教育用組み立てツールを提供しており、教育機関との協業も積極的に進めている。
Makeblock社製ロボットは、子供が自分で組み立てることで構造や動きを理解し、スクラッチベースの簡単なプログラミングソフトでプログラミングスキルを身につけることができるSTEM教育ロボット。専用リモコンやスマホを使って自由に操作することもできる。
エントリーモデルとなる「mBot V1.1-Blue(Bluetooth Version) 」は、30分程度で組み立て可能。障害物を避けたり、センサーを使ったゲームで他のmBotと遊んだりと、楽しみながら学習できる。対象年齢は8歳以上、参考価格は14,000円(価格はいずれも税抜)。12歳以上を対象とした「mBot Ranger Robot Kit(Bluetooth Version)」は、約90分程度で組み立てでき、三種類の異なる形態のロボットカーを作り出せる。参考価格は25,000円。15歳以上を対象とする「Ultimate Robot Kit V2.0」は、2~3時間程度で組み立てでき、80種類160個のパーツにより、10種類のロボットを組み立て可能だ。参考価格は50,000円。
販売は、家電量販店やSoftBank SELECTIONオンラインショップ等のECサイトで展開し、機能を追加できる拡張パックも用意する。