外交公館前の設置は「国際慣行で望ましくない」、韓国外相
2017年2月14日 11:23
韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は13日開かれた国会外交統一委員会全体会議で、釜山(プサン)の日本総領事館前歩道に突発的に慰安婦を象徴する少女像が設置されたことにより、2015年の日韓合意を機に関係改善していた日韓関係が、現在のような状況になったことを韓国も日本も残念に思っているとする旨の発言を行った。聯合ニュースが13日報じた。
尹長官は懸案について「できるだけ早期に解決されるよう、私としても意思疎通を図りたい」と語ったとしている。
尹長官は市民団体が設置した少女像について「外交公館前の造形物設置は国際慣行の側面で望ましくない」と改めて設置場所が問題だとの考えを示し「日本だけでなく、ほかの国の大使館や領事館にも当てはまる」と述べたという。聯合ニュースは「釜山の少女像の設置場所が適切ではないとの見解を示した」と伝えている。(編集担当:森高龍二)