北朝鮮が弾道ミサイル発射と菅官房長官が発表

2017年2月12日 21:20

 菅義偉官房長官は12日、記者会見し「本日午前7時55分頃、北朝鮮西岸より弾道ミサイルが発射され、約500キロメートル飛翔し、日本海に落下したと推定される。我が国の排他的経済水域内ではないと推定をされる」と発表した。ミサイルの種類については分析中とした。

 菅官房長官は「今回の弾道ミサイル発射は航空機や船舶の安全確保の観点から極めて問題のある行為であるとともに、安保理決議等への明白な違反だ」とし「我が国としては、このような北朝鮮による度重なる挑発行為を断じて容認できず、北京の大使館ルートを通して北朝鮮に対し厳重に抗議を行った」とした。

 また、菅官房長官は「日米首脳会談が行われた直後に発射されたことに鑑みても、我が国及び地域に対する明らかな挑発行為だ」と厳しく非難した。

 そのうえで、菅官房長官は「日米首脳会談でも確認された通り、北朝鮮に対し、核及び弾道ミサイル計画を放棄し、さらなる挑発行動を行わないよう強く求めていく」とした。また同盟国の米国や韓国をはじめとする関係国と緊密に連携、対応していく考えを示した。(編集担当:森高龍二)

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