日米首脳間の信頼関係確固たるものに、防相期待
2017年2月10日 21:16
稲田朋美防衛大臣は10日の記者会見で、日米首脳会談で特に安全保障分野での期待について問われ「総理とトランプ大統領の正式な会談として、大統領に就任されてから初の会談であり、まずはしっかりと首脳同士の信頼関係を確固たるものにすることが重要だと思っている」と両首脳間の信頼関係構築を一番にあげた。
そのうえで、稲田防衛大臣は「先週、マティス長官がお見えになった時も、わが国を取り巻く安全保障環境について、共有の認識、さらには日米同盟が揺るぎないものであり、アジア太平洋地域の平和と安定にとっての礎であるということを、しっかり内外に発信することができたと思いますが、総理とトランプ大統領との間において、アジア太平洋地域の安全保障環境が厳しさを増す中で、日米同盟は揺るぎない確固たるものであり、新政権においても強化・深化し続けていくものであるということが明確に内外に示されるということが重要と思う」と内外への発信力を期待した。
安倍総理も9日の米国訪問出発前の会見で「トランプ大統領との間で日米同盟関係は更に強固なものとなっていく、強靭なものとなっていく、とのメッセージとなるような首脳会談にしたい」と抱負を述べた。日米首脳会談は日本時間の11日未明に行われることになっている。(編集担当:森高龍二)