馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術(1)おすすめポイントはこれだ!

2017年2月8日 19:30


*19:30JST 馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術(1)おすすめポイントはこれだ!

皆さま、はじめまして。フィスコリサーチレポーターの馬渕磨理子です。

皆さまは投資をする時に、どんなトレーディングツールを使っていますか?私が普段のトレードで実際に使っているツールはマネックス証券の「トレードステーション」。そこで、このたび『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』と題して、その活用方法を、様々な投資情報も交えながら当連載でご紹介いたします。どうぞよろしくお願いします。

連載第1回目として、トレードステーションのどういう点が良いのかを解説します。

●分析ツールは自分のトレードアイディアを形にする相棒

トレードステーションの話に入る前に、そもそも皆さまは投資分析や実際のトレードをする時に、「もっと自分のトレードをサポートしてくれたり、トレード技術を上げてくれたりするような分析ツールがあれば良いのに」と思った事はありませんか?「投資は自己責任だから自分で勉強する」ということはあるにせよ、日々の自分をサポートし、さらに成長させてくれるようなツールがもしあれば、利用するに越したことはないはずです。どのような取引ツールを使用しているかによって、皆さまのトレードの精度は変わってくるのではないかと私は思います。

日々のトレードシーンのなかで、皆さまが感じている不便はたくさんあると思います。例えば、「チラッと目にしたマネー誌で紹介されていた『今月のおすすめ銘柄』の一覧を、とりあえず登録しておきたいのに、登録数がいっぱいで、もう登録できない!」とか、「テクニカル分析と企業業績の分析は別々のツールで分析しているけど、本当は面倒だと感じている!」など、思い当たることはあるはずです。また、専門的なシステムトレーダーの方なら、「自分でプログラムを組んでシステムトレードしたいのに、良いシステムがない!」などと思っているかもしれないですね。

●私が実際に使っているツールは「トレードステーション」

私にとってトレードツールに求めるものは、「テクニカル分析、企業業績の分析、ニュースの閲覧が1つの画面でチェックできる」、という点でした。今までは、こういった分析や情報収集では異なるツールをそれぞれ使ってきましたが、これらが1つの画面でチェックできれば、とても便利ですよね。

私のそんな思いを叶えてくれたツールが、マネックス証券のトレードステーションです。様々な取引ツールがありますが、トレードステーションは、すでにアメリカで普及しているトレーディングツールで、デイトレーダーからシステムトレーダーまで、様々なタイプのトレーダーが使用しています。アメリカの大手金融メディア「バロンズ」紙では、アクティブトレーダー部門最高位を6年連続で獲得するなど、高く評価されています。それを、マネックス証券が数年かけて、日本株への対応を可能にし、2016年にリリースされました。

トレードステーションについては、使いこなしていくうちに分析力が向上したり、今まで見逃していた銘柄を見落とさなくなったり、トレードの精度が上がっていることを実感できる、というような利用者の声があるようです。ですが、私が一番気に入っているのは、自分だけのオリジナル分析画面が作れるところです。とくに、100種類以上のテクニカル指標と、PER・PBRや売上高成長率などのファンダメンタルズ指標を同じ画面で分析できる点は本当に優れていると思います。また、レーダースクリーン、チャート、注文画面、ニュースなども全て同じ画面に表示でき、連動させる機能も便利です。

●2,000銘柄まで登録できるから、躊躇なくどんどん登録

レーダースクリーンは、自分の気になる銘柄について、登録数を気にせずにどんどん登録できたり、また、テーマ別に分けて登録できたりします。初心者の方は、まずはレーダースクリーンで気になる銘柄を登録してみることから始めてみるのがいいと思います。

レーダースクリーンには、1シートに2,000銘柄が登録できます。私は医療法人に属していることもあり、医療関係の銘柄を複数登録しておいて、常にチェックしています。ちょっと話は逸れますが、参考までに、私が登録している銘柄のうち、最近話題の「電子カルテ関連銘柄」を少しご紹介します。

●電子カルテ関連業界の現状とおもな銘柄

大阪大学医学部付属病院など大阪府の9病院は、新しい医療技術の開発につながる臨床研究や臨床試験(治験)を共同で進めるシステムを2018年度までにつくると伝えられています。全国で初めて各病院の電子カルテを回線でつなぎ、患者の病状や治療内容、効果の情報を集めるとのことです。医療は電機に代わる関西の基幹産業として期待を集めており、計6,000-10,000床規模の複数の病院が連携して研究を進め、国際的に競争力が高い臨床研究や治験を実施しています。

【電子カルテ関連銘柄】
関連銘柄としては、下記のとおりです。かなりたくさんありますが、トレードステーションでは1シートに2,000銘柄まで登録できるので、簡単にこれらの銘柄の状況をチェックすることができます。
安川情報システム<2354>
イメージワン<2667>
ファインデックス<3649>
ソフトマックス<3671>
ソフトウェア・サービス<3733>
アドバンスト・メディア<3773>
エヌ・デーソフトウェア<3794>
メディカル・データ・ビジョン<3902>
CEホールディングス<4320>
武田薬品工業<4502>
ファルコホールディングス<4671>
ビー・エム・エル<4694>
EMシステムズ<4820>
富士フイルムホールディングス<4901>
日立製作所<6501>
東芝<6502>
日本電気<6701>
富士通<6702>
ワコム<6727>
EIZO<6737>
ソフィアホールディングス<6942>
トプコン<7732>
NTTドコモ<9437>
エヌ・ティ・ティ・データ<9613>
セコム<9735>

●相性のいいトレーディングツールを見つけよう

取引ツールとトレーダーの相性は非常に重要です。私にとってのトレードステーションのように、まずは自分に合うトレードシステムと出会うためにも、様々なツールを試してみて下さい。相性は、実際に使い始めて実感できるものです。使いこなしていく中で新しい発見があり、それによって自らのトレード技術が向上し、投資生活が充実したものになっていくのではないかと思います。

次回は、私のお気に入りであるレーダースクリーンをトレードに上手に生かす方法についてお話しします。

※「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStation Groupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。

(フィスコリサーチレポーター 馬渕磨理子)《FA》

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