マザーズ指数は反発、中小型株の循環物色続く、グレイスやDDSがストップ高/マザーズ市況

2017年2月8日 16:48


*16:48JST マザーズ指数は反発、中小型株の循環物色続く、グレイスやDDSがストップ高
 本日のマザーズ市場では、足元で個人投資家の資金回転が利いていることもあり、中小型株の循環物色の流れが続いた。週末の日米首脳会談を前に主力大型株で手控えムードが強まっていることから、個人投資家の物色は中小型株に向かっている。本日は日経平均が底堅い展開だったことも支援材料となった。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で877.72億円。騰落数は、値上がり144銘柄、値下がり73銘柄、変わらず11銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのアクセルマーク<3624>が15%近い上昇となった。引き続き第1四半期の黒字転換が好感されたうえ、開発中の新規ゲームに絡んだ期待や思惑もあったようだ。ミクシィ<2121>、マイネット<3928>、FFRI<3692>、エボラブルA<6191>などその他売買代金上位も全般上昇し、メドピア<6095>は12%高と急反発した。前日決算発表したグレイス<6541>や、フォーライフ<3477>、リアルコム<3856>はストップ高水準まで買われた。DDS<3782>は今期の業績拡大見通しや「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載解消が好感されストップ高比例配分となった。一方、SOSEI<4565>、Jストリーム<4308>、メタップス<6172>は小安い。また、前日買われていた東京ベース<3415>、アンビション<3300>、アライドアーキ<6081>は利益確定売り優勢でマザーズ下落率上位に並んだ。《HK》

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