自然や住環境に最大限配慮、辺野古工事で菅官房長官

2017年2月8日 09:09

 菅義偉官房長官は7日の記者会見で沖縄県名護市辺野古での普天間基地代替施設建設のための工事着手に「国としては沖縄県との話し合いのために、工事を約10か月中断し、和解に努めてきた。最高裁で最終的な結果も得ている」とし「作業の安全に十分に留意し、関係法令に基づいて、自然環境や住生活環境に最大限配慮し、工事を進めていきたい」と語った。

 会見で菅官房長官は「我が国は法治国家であり、最高裁の判決、また昨年3月の国と沖縄県との和解に従って、国、沖縄県双方が互いに協力し、誠実に対応し、埋め立て工事を進めていく事になる」とした。

 菅官房長官は「国としては沖縄県との話し合いのために、工事を約10か月中断し、和解に努めてきた」と語った。

 また菅官房長官は「世界で最も危険といわれる普天間飛行場の危険除去と安全保障環境が厳しさを増す中で抑止力を考えた時、沖縄県内移設ということで21年前に合意した。県知事も名護市の市長も同意して、辺野古移設が決まったという経緯がある」とも語った。(編集担当:森高龍二)

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