圧倒的な戦闘!主よ、幼女を救いたまえ!おすすめの「幼女戦記」

2017年2月5日 19:12

記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ

 2017年1月からアニメが始まりました「幼女戦記」。アニメのセリフにもあるとおり、幼女の皮を被った化物が戦時下で大活躍するお話です。

■幼女戦記 は可愛らしさと相反する重い戦いの話


 「幼女戦記」は、小説投稿サイトArcadiaにて、2011年から連載されたカルロ・ゼンさん原作の物語です。

 一見掛け合わされることのない「幼女」と「戦記」という言葉。その言葉が掛け算されると、こんな事態を引き起こすのかと驚かされました。

 小説やマンガも秀逸ながら、アニメという映像作品だからこそ可能の視覚を揺さぶる、圧巻の戦闘シーンは、久々に魂にきました。

 ここまでリアルにしても良いのかと、心配してしまうほどの緻密な背景。

 実在する国などを想起させます。昔の外国の史実が好きな方にはたまらないかと思います。

 幼女が活躍するお話ではあるものの、土台がしっかりとした泥臭い戦記物です。生半可な戦争物じゃ満足できない、という御仁にオススメしたい今期のアニメのひとつだと言えるでしょう。

■ところで幼女の名前は?声優さんは?という方に


 我らが幼女の気高き名前は、「ターニャ・デグレチャフ」演じるのは、「魔法少女まどか☆マギカ」の「鹿目まどか」役でお馴染みの「悠木碧(ゆうき あおい)」さん!

 ぽわぽわした声とは一転、幼さは感じさせるものの凄みのある声色は、ターニャにぴったりでした。

 そんなターニャをサポートする部下「ヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ」通称ヴィーシャ。

 ターニャは小隊長であり、その小隊の一員がヴィーシャです。

 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」で、新垣あやせを演じていた早見沙織(はやみ さおり)さんが、優しいだけではなく心身ともに成長していくヴィーシャを熱演されています。

 この二人のコンビは、でこぼこながらも見ていて飽きません。腹黒いターニャの言動をヴィーシャは、ポジティブにポジティブに受け止めていきます。

 この勘違いがターニャにとってもヴィーシャにとっても、意味あるものになっていくのが見物です。

■幼女戦記 はどう展開し、どう収束させるのか!幼女ターニャの行く末は!?


 まだ始まったばかりですが、このアニメは、どんなラストを迎えるのか……。どうポジティブに考えても、すんなりとハッピーエンドになりそうもありません。

 でも、ターニャだけなら悲しい結末しかないとしても、彼女を支える人たちがいたならどうでしょう。私も原作を最終回まで読んではいないので、どんなエンドなのかハラハラしながら見守りたいと思っています。

 1話を見逃してしまったという方にご案内します。

 ニコニコ動画の公式「幼女戦記」チャンネルにて、1話が無料で視聴できます。公式サイトでは、PVや次回予告、ショートストーリーなどが観ることが出来るのでオススメです。

 ぜひ「幼女戦記」の世界へ誘われて下さい!

 終末のイゼッタ 感想レビューのまとめ

(あにぶ編集部/犬童 ヌル)

© カルロ・ゼン・KADOKAWA刊/幼女戦記製作委員会

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