自転車レースでの隠しモーター、2000年代前半から存在した?
2017年2月3日 09:44
昨今では自転車レース(ロードレース)において、「メカニカルドーピング」と呼ばれる、車体に駆動力を生み出すモーターを仕込むシステムが問題とされている。このようなメカニカルドーピング行為が行われているという話が出始めたのは2010年ころからだと思われていたが、米CBSによると、90年代後半から2000年代前半においてもすでにメカニカルドーピングが行われていた可能性がある、という(AFP)。
また、最近のメカニカルドーピング状況についても、「2015年のツール・ド・フランスでは12人の選手が使っていた」という話が出ているという。また、あるチームの自転車だけがほかのチームよりも800gほど重かったということから、このチームがメカニカルドーピングを行っている可能性があるとも指摘している。