福島第一2号機の圧力容器内で核燃料の可能性のある「堆積物」発見
2017年2月2日 17:40
東京電力が福島第一原発2号機の圧力容器内を撮影したところ、堆積物が発見されたとのこと。現時点では断定はされていないが、圧力容器から溶け落ちた核燃料の可能性があるという(時事通信、NHK、テレビ朝日)。
福島第一原発1号機については、2015年に圧力容器内の燃料がなくなっていることが確認されており(過去記事)、その後2号機についても同じ手法で測定が行われ、同様に炉心内にあるはずの燃料が減少していることが確認されている。今回パイプの先にカメラを取り付けて格納容器内の圧力容器下部分を撮影したところ、作業用の足場に「黒っぽい塊」が確認されたという。また、作業用の足場がまとめて無くなっている場所もあるとのことで、溶け落ちた核燃料が床を溶かした可能性があるようだ。