メルセデス・ベンツ日本、Cクラス9速ATに換装、価格を20万円値下げ

2017年2月2日 09:11

 メルセデス・ベンツ日本は、その主要モデルともいえるCクラスのセダン&ステーションワゴンに4気筒モデル初の4MATICモデル「C 200 4MATIC アバンギャルド」を追加し、「Cクラスのセダン&ステーションワゴン、クーペ」全般の装備を一部変更し、価格改定した。また、Cクラスクーペに500万円を切るエントリーモデルとして「C 180 クーペ」を追加設定した。

 Cクラスセダンおよびステーションワゴンに、これまで6気筒モデルだけに設定した全天候型フルタイム4輪駆動システム「4MATIC」を4気筒ガソリンモデルにも設定した。「C 200 4MATIC アバンギャルド」である。

 Cクラスセダンおよびステーションワゴンの主な変更点は以下のとおり。まず、装備内容を見直し、標準装備の「レーダーセーフティパッケージ」をオプション設定とし、メーカー希望小売価格を消費税込みマイナス20万円に改定した。C 180 ステーションワゴンには「レーダーセーフティパッケージ」を新たにオプション設定とした。これにより、セダンの価格は436万円から、ステーションワゴンの価格は460万円からとなる。

 同時に、Cクラス4気筒ガソリンエンジンを搭載するモデルのトランスミッションを、従来の7速からメルセデス最新の9速オートマティックトランスミッション「9G-TRONIC」に変更。メルセデス・ベンツの中での最も変速段数が多いこのトランスミッションは、ひとつのギアが受け持つ速度域が狭くなるため変速ショックとエンジン回転数の上昇が抑えられ、高い快適性と静粛性を実現するという。

 C180クーペスポーツの装備を見直し、シートヒーター(前席)、メモリーシート(前席)、ドアを閉めてイグニッションをオンにするとシートベルトが自動的に前方へ押し出され、乗員が簡単にシートベルトを引き出すことができるオートマティックベルトフィーダーを標準装備とした。メーカー希望小売価格を改定。16万円の値上げの499万円とする。トランスミッションを、セダン&ワゴンと同じ最新の9速オートマティックトランスミッション「9G-TRONIC」に換装する。

 なお、メルセデス・ベンツ日本では、3月31日までの期間限定で、メルセデス「レーダーセーフティ無料キャンペーン」を実施している。今回のCクラスは全グレード対象となる。(編集担当:吉田恒)

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