NY原油:反発で52.81ドル、産油国の減産ペースが材料視され

2017年2月1日 07:21


*07:21JST NY原油:反発で52.81ドル、産油国の減産ペースが材料視され
NY原油先物は反発(NYMEX原油3月限終値:52.81↑0.18)。52.24ドルから53.56ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。一部で、産油国の1月の日産量は、昨年合意した減産方針の約8割超を達成したと報じられている。市場が想定した減産ペースよりも早いことが材料視され、一時53.5ドル台まで上昇した。

ただ、トランプ大統領による入国制限に対する反発は大きく、米政治リスクが台頭。米国株が続落するなどリスク選好の動きは回避されていることから上値は重くなった。

チャートでは、25日移動平均線(52.8ドル水準)レベルでもみ合っている。11月24日安値42.20ドルを起点に下値を切り上げていたが、昨年来高値55.24ドル更新手前で上げ一服。《WA》

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