キューン17年春夏 洋服やめ、薔薇や謎の物体が絡みつく“室外機”を発表

2017年1月26日 18:22

 CUNE(キューン)の2017年春夏コレクションは、洋服を発表することをやめた。

 洋服の代わりに、今季は「室外機」をテーマにしたルックを発表した。独特の白いデコレーションが施された室外機2台を撮影した8枚のフォトのみである。1台は大輪の薔薇がファン部分を隠すようにあしらわれ、とげとげしい蔓が室外機全体に巻き付いたもの。もう一方は、菌類を思わせるような物体が、室外機を土台にむくむく成長しているようなルックだ。

 本コレクションには、2人のトップクリエイターが関わっている。写真家のレスリー・キーと、シャネルアンダーカバージュンヤワタナベ・コム デ ギャルソンといった最前線のブランドのファッションショーを手掛けてきた、ヘアスタイリスト/メイクアップ・アーティストの加茂克也だ。

 なお、これまでもCUNEは、肉塊の上にモデルが直立する「生肉 IN THE SKY」と題した16年春夏コレクションや、馬に引きずられた感を再現した16年秋冬コレクションなど、奇想天外なコレクションを発表してきている。

 2017年春夏コレクションは2017年1月28日(土)よりスタートする。

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