Windows 10 Insider Preview、米国は「ストア」アプリで電子書籍購入可能
2017年1月22日 19:20
Microsoftは19日、Windows 10 Insider Preview ビルド15014をファーストリング向けに提供開始した(Windows Experience Blogの記事)。 PC版・モバイル版ともに、本ビルドでは米国のユーザーを対象に「ストア」アプリで電子書籍の購入が可能となっており、Microsoft Edgeの「ハブ」に「Books」タブが追加されている。Microsoft EdgeでMicrosoftアカウントにログインすると、ストアで購入した電子書籍がBooksタブに追加され、直接開いて読むことができる。ビルド14971以降でMicrosoft EdgeはEPUB形式の電子書籍をサポートしているが、ストア以外で入手した電子書籍をリストに追加する方法は用意されていないようだ。 また、PC版ではアクセントカラーのカスタム設定や、不要ファイルの自動削除機能などが追加されている。自動削除機能はデフォルトで有効になっておらず、「設定」アプリの「システム→ストレージ」で「Storage sense」をオンにすると有効になる。また、「空き領域を増やす方法を変更する」から削除するファイルを選択できる。選択項目は「アプリが使用していない一時ファイル」と「削除してから30日以上経過したゴミ箱内のファイル」の2種類だ。 このほか、「電源」通知アイコンのフライアウトでは、電力モード選択のスライダーを追加するテストが一部のユーザーを対象に行われているそうだ。このスライダーは4段階になっているが、「Best battery life」でバッテリー節約機能がオン、「Recommended」でオフになるだけで、「Recommended」~「Best Performance」はどれを選んでも同じとのこと。 なお、本ビルドから「メール」アプリがデフォルトでタスクバーにピン留めされるようになった。ただし、ピン留めをいったん外せば、今後のビルドで復活することはないという。また、OutlookやYahoo! Mail、TouchMailをピン留めしている場合、「メール」アプリがピン留めされることはないとのことだ。