知る人ぞ知るマイナー(?)アニメ、『スクービー・ドゥー』
2017年1月22日 08:00
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
『 スクービー・ドゥー 』とは、1969年にアメリカで放送がスタートされ、今尚展開され続けているアニメ及び実写の長寿作品です。喋る犬スクービーと個性豊かな仲間たちが登場する、コメディです。
そう、長寿作品なんです!
なのに、日本では知っている人が少ないような……?
それってちょっと勿体無いなぁと思います。だって、本当に面白い作品なんですよ! な・の・で、紹介していこうと思います。
■ミステリーを題材にしたコメディ作品
主人公はスクービー・ドゥーという犬です。身体は大きいけど臆病で、いつも腹ペコなキャラクターです。犬が主人公ですが、別に動物たちがたくさん出てくるようなストーリーではありません。
もう一人の主人公・スクービーの飼い主にしてやはり臆病な男ノーヴィル・“シャギー”・ロジャーズと、その仲間である人間三人がスクービーと共に数々のミステリー事件を解決していく、というものです。
ミステリーとは言え本質はコメディですので、死体があって事件を調査して――というものとは違います。
お化けがでてくる→臆病なスクービーやシャギーが逃げまくる→物が倒れたり壊れたりして、それが運良くお化けに当たったりする→中身は人間で、一連の事件の犯人でした。
というような、ギャグを重視した内容です。
もちろん、関わった事件を調査したり推理したりするシーンもあるにはありますが。
■犬はもう一匹いる
この作品にはもう一匹、スクラッピー・ドゥーという犬が登場します。彼はスクービーの甥で、スクービーとは違い身体が小さいけれど勇敢で、積極的にお化けなどに立ち向かっていきます。スクービーと対比されているキャラクターです。
けれど、スクービー同様にドジを連発し、それがきっかけとなって事件を解決に導くという役割が主です。
アクションシーンをギャグに変えてくれるので、彼やスクービーのおかげで、一見シリアスそうな事件でも、安心して笑うことが出来るのです。
■ 日本ではマイナー扱い?
このアニメ、なんと現在でもアメリカではCartoon Networkで放送中なんです。日本でも度々過去シリーズの再放送が成されているのですが、どういうわけかあまり知名度はない模様。
日本でCartoon Networkといったら、やはり『パワーパフガールズ 』『デクスターズラボ』『おくびょうなカーレッジくん 』『トムとジェリー 』あたりなのでしょうか。
2016年には、ひっそりと日本でも新作の『ビー・クール スクービー・ドゥー!』も放送されたのですが。
『黒子のバスケ』の氷室辰也、『進撃の巨人』ジャン・キルシュタインなどを演じている、「GRANRODEO」の谷山紀章さんもこの新作アニメには関わっていたというのに!
日本ではマイナーすぎるのか、Wikipediaの谷山紀章さんの項目に、『ビー・クール スクービー・ドゥー!』の名はありません。
けど出ているんですよ。
これですよこれ!
ここのページでご確認ください!!
それとも、ここに書かれているのは同姓同名の別人なのでしょうか?
OVA版も存在していますが、やはりというべきか残念ながらと言うべきか、日本未放送版も多数存在しています。アメリカでは大人気コンテンツなんですけどね。
そんな、知る人ぞ知るコメディアニメ、『スクービー・ドゥー』。実は実写版の映画も存在しているんです。アニメのその後を描いた作品ですが、ここから見てもOK。十分理解できます。中身もアニメ同様のコメディ路線です。とくにオススメなのが、『スクービー・ドゥー2 モンスター・パニック』。これを見て頂ければ、この作品の雰囲気がバッチリつかめちゃうと思います。
レンタルショップに行けば置いてあるはずなので、笑いに飢えているという方はぜひチェックしてみてください。
(あにぶ編集部/星崎梓)
© Warner Bros. Entertainment Inc. SCOOBY-DOO and all related characters and elements are trademarks of and © Hanna-Barbera. SCOOBY-DOO and all related characters and elements are trademarks of and © Hanna-Barbera. © Warner Bros. Entertainment Inc.