国会への首相出席「大変大事」、自民・二階幹事長
2017年1月19日 08:59
自民党の二階俊博幹事長は17日の記者会見で、政府与党協議会で井上義久公明党幹事長から国際情勢が動いているなかで今年は外交が重要な年になる。先の国会において総理は64%の国会出席率で非常に高いとの意見がでたとし、この意見に理解を示したうえで「十分勘案して対応したいと思うが、国会における総理の出席は大変大事なことだと思っている」と国会審議に総理が出席することは大事との認識を示した。
二階幹事長は「総理の出席をできるだけ少なくし、その分、外交等他の分野で総理にご活躍いただくというのも一つの考え方だが、総理自ら国会審議に深く関わり合いを持つことによって、国民の皆様やマスコミの皆さんにも総理あるいは政府が何を考えているかということを深くご理解をいただくという意味で大事だ」とした。
また、二階幹事長は「(国会出席、外交)両方ともやはり程度ものというか、片方だけやればそれで総理の役割が済むというわけではないので、そこは総理の日程等を勘案しながら、またマスコミの皆さんや他の政党の意見等もいろいろあろうと思いますから、十分勘案して対応したいと思う。国会における総理の出席は大変大事なことだと思っている」と述べた。(編集担当:森高龍二)