ネバダ州の女性、26の抗生物質に耐性ある「スーパーバグ」感染で死亡
2017年1月17日 17:15
taraiok 曰く、 2017年1月13日、インドから戻った70代の女性が抗生物質に耐性を持つ「スーパーバグ」により死亡したというレポートが公表された。スーパーバグは抗生物質に耐性を持つ細菌で、ここ十数年で広がりを見せつつあるという。米国疾病管理予防センターは、女性を救うための薬品が医学室には存在しなかったとコメントした。今回の患者が感染したスーパーバグは26種類の抗生物質に耐性があったメタロ-β-ラクタマーゼだという(UPI、RGJ、slashdot)。
女性はインドの家族を訪問して2年を過ごした。在印中に大腿骨を骨折し、現地の病院で手術を複数回受けていたという。その後、米国に帰国し、8月18日にリノエリア病院に入院していた。このことから、米国疾病管理予防センターはインドニューデリーの病院で感染した可能性が高いとしている。