NY原油:4日ぶり反落で51.96、協調減産に対する不透明感が先行

2017年1月10日 07:25


*07:25JST NY原油:4日ぶり反落で51.96、協調減産に対する不透明感が先行
NY原油先物は4日ぶりに反落(NYMEX原油2月限終値:51.96↓2.03)。51.82ドルから53.83ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。イラク南部の港から輸出された原油量が16年12月は増加し、過去最大規模になったと伝わった。市場では、協調減産に対する不透明感が意識され売り優勢の展開となった。

また、先週末に石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した米国での石油掘削に使用するリグの稼動数が、10週連続で増加したことも重しとなった。

チャートでは、下値をじりじりと切り上げていたが、この日の大幅下落で25日移動平均線(52.3ドル水準)を割り込んでいる。《WA》

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