【注目銘柄】アライドアーキテクツは調整一巡、16年12月期黒字化予想で17年12月期も収益拡大期待
2017年1月4日 13:33
SNSマーケティングのアライドアーキテクツ<6081>(東マ)に注目したい。16年12月期黒字化予想で、17年12月期も収益拡大が期待される。株価は直近安値圏から反発している。16年9月高値後の調整が一巡して戻りを試す展開が期待されそうだ。
16年12月期の連結業績予想は、売上高が前期比2.1倍の55億09百万円で、営業利益が3億01百万円、経常利益が2億24百万円、純利益が2億32百万円の黒字化予想としている。
国内事業が堅調に推移し、海外子会社のSNS広告売上も増加する。利益面では大幅増収効果に加えて、販管費コントロール効果も寄与する。海外子会社は第2四半期、第3四半期と2四半期連続して営業黒字を達成している。そして17年12月期も収益拡大が期待されそうだ。
株価は16年9月高値3595円から反落して調整局面だったが、12月22日の直近安値1763円から急反発している。そして12月30日には前日比253円(12.42%)高の2290円まで急伸する場面があった。高値からほぼ半値水準で調整が一巡したようだ。
日足チャートで見ると戻りを押さえていた25日移動平均線を突破した。また週足チャートで見ると52週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形だ。調整一巡して戻りを試す展開が期待されそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)