日韓関係「良好」25年調査時より8ポイント増

2016年12月31日 10:50

 内閣府の外交に関する世論調査で現在の日韓関係について回答者の29.2%が「良好、どちらかといえば良好」と答え、平成25年10月調査に比べ、8.1ポイント増えたことが分かった。

 一方、「良好と思わない、余り良好だとは思わない」は65.4%と25年10月調査より10.6ポイント減少した。

 調査は日本人3000人に対し、10月下旬から11月上旬に18歳以上を対象に無作為抽出で選んだ対象者に個別面談方式で実施したもので、1804人から有効回答を得た。

 それによると今後の日本と韓国との関係発展は両国やアジア及び太平洋地域にとって重要と思うかには69%が「重要」(重要と思う24.4%、まあ重要と思う44.6%)と答えた。一方、「重要と思わない」は26.5%だった。

 韓国に親しみを感じるかでは「親しみを感じる」とする者は38.1%(「親しみを感じる」9.1%と「どちらかというと親しみを感じる」29%)だった。25年10月調査に比べ2.6ポイント減少したものの、26年10月調査に比べ6.6ポイント増加していた。

 親しみを感じるかでは18歳から29歳台が52.8%と2人に1人が親しみを感じると答えた。一方、70歳以上では31.3%と3人に1人の割合になっており、年代が若くなるほど親近感を持っていた。(編集担当:森高龍二)

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