ジャズボーカリストのイ・ドンウ、今年の冬をジャズで彩る!

2016年12月29日 21:23

 ジャズボーカリストのイ・ドンウが今年の冬をジャズのメロディーで染める。

 イ・ドンウは24日午後8時、MelOn、genie、NAVER MUSICなど各種音楽サイトを通じて2ndフルアルバム「Walking」の全曲を公開。タイトル曲「What A Wonderful Cane」をはじめジャズテイストのナンバー10曲からなるアルバムに、音楽ファンの期待が集まっている。

 特に今回のアルバムはイ・ドンウ自身が全曲の作詞を手掛け、昨年クリスマスにシーズン・ソングとして大きな人気を得た少女時代テティソ(テヨン、ティファニー、ソヒョンによるユニット)の「Dear Santa」の作曲家Andreas Oberg、Gustav Karlstrom、Simon Petrenと、Red Velvetの「7月7日」の作曲家ファン・チャンヒ、ピアニストのソン・グァンシクらが参加し、完成度をさらに高めた。

 タイトル曲の「What A Wonderful Cane」はポップスとスウィングジャズを融合させた明るい雰囲気のナンバーで、歌詞には視覚障害を持つイ・ドンウが都心の喧騒の中で感じた苦しみをユーモアのある想像力で乗り越える内容が綴られている。また、韓国語バージョンと英語バージョンが収録されており、世界のジャズファンを魅了しそうだ。

 アルバムには、Big Mama(女性4人組ボーカルグループ)出身の実力派ボーカリスト、シン・ヨナをフィーチャリングしたアップテンポ・スウィングのデュエット曲「Sweet Island」、自身の娘ジウに捧げるイ・ドンウの愛情たっぷりの温かいクリスマスキャロル「Smiling Face」、恋人に愛を告白するボサノバ風プロポーズソング「Marry Me」、雄大なストリングスをベースとしたスタンダードジャズバラードで、ジャズピアニストのソン・ヨンジュ、ジャズドラマーのイ・サンミン、コントラバスのファン・ホギュが演奏に参加した「Once There Was A Love」、煙が立ちこめるジャズクラブを連想させるスロージャズバラード「Lonely Night」などが収録されている。

 このほか、あらゆる憂いや嘆きは捨てて軽い気持ち生きようという「Cheers To Nothing」、愛する人のためにギターとなって歌いたいという気持ちが込められた「Wanna Be Your Guitar」、勇気を失った人々にイ・ドンウが届ける希望のメッセージソング「Step It Up」など計10曲で構成されており、多彩なジャズテイストの音楽が楽しめる。

 これに先立ち20日正午には、ユ・ジテ演出、ファン・ジョンミン、キム・ファンミン出演という華やかなラインナップで話題を集めた「What A Wonderful Cane」のミュージックビデオ(MV)ティーザー映像が公開され、明るくセンスある映像がMVに対する期待度をますます高めた。

 なお、イ・ドンウの2ndフルアルバム「Walking」は 26日にリリースされる。(記事:中川・記事一覧を見る

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