元旦は西高東低の冬型の気圧配置、太平洋側では初日の出が
2016年12月29日 17:10
ウェザーニューズ<4825>は、元旦の天気見解と“初日の出マップ”を公開した。2017年1月1日の朝は西高東低の冬型の気圧配置となる予想。このため、初日の出を見られる可能性が高いのは、北〜西日本の太平洋側となりそうだという。また、西日本の日本海側でも雲の切れ間から初日の出が見られるチャンスがある。一方、北日本の日本海側〜北陸では広範囲で雲が多く、雪や雨が降って、初日の出を見るのは難しい予想であるという。
元旦の日本列島は、西高東低の冬型の気圧配置となる。日本海側ほど曇りや雪、雨のすっきりしない天気になり、太平洋側ほど晴れそうである。このため、北~西日本の太平洋側では、初日の出が見られそうだ。日本海側でも、西日本ほど寒気が弱く、雲に隙間が多いので、初日の出のチャンスがあるが、冷たい雨が時々降る可能性がある。また、晴れるエリアも冷たい風が吹くので、万全な防寒をすすめている。一方、北日本の日本海側~北陸は、初日の出を見るのは難しそうであるという。
北海道は、道東など太平洋側ではすっきりと晴れて、初日の出が期待できるという。ただ、年末に大雪の可能性があるので、路面状態の悪化に注意が必要だ。一方、日本海側では雪が降ったり止んだりの天気となり、残念ながら初日の出を見るのは難しそうだとしている。
東北は、日本海側は雪が降ったり止んだりが続く。一時的に強く降って、残念ながら初日の出を見るには難しい天気だが、太平洋側では、沿岸ほど晴れて初日の出が期待できるという。冷たい風が吹いて真冬の寒さとなる。
北陸は、雲が広がって、雨または雪が降りやすくなる。残念ながら初日の出を見るには難しい天気となりそうだとしている。
関東甲信・東海は、広範囲で晴れて、初日の出が見られそうだとしている。また、長野県北・中部や、岐阜県では雲が多い予想だが、雲の切れ間から初日の出を見られるチャンスがある。冷たい風が吹いて真冬の寒さとなる。
近畿北部・山陰・九州北部は、雲が多く、時々雨が降る予想だが、雲には切れ間があり、初日の出を見られるチャンスがある。冷たい風が吹く。
近畿中南部・山陽・四国・九州南部は、広範囲で晴れて、初日の出が見られそうだ。冷たい風が吹いて真冬の寒さとなる。
沖縄は、前線の影響で雲が多くなる予想だが、雲の切れ間から初日の出を見られるチャンスがあるという。(編集担当:慶尾六郎)