ZMP、オートモーティブワールドに自動運転技術開発向け製品出展

2016年12月23日 12:05

 ZMPは22日、2017年1月18日~20日の3日間、東京ビッグサイトで開催される「オートモーティブワールド 2017/ 第5回コネクティッド・カーEXPO」にて、自動運転車開発プラットフォーム「RoboCar MiniVan」、実車実験走行サービスRoboTestなど、ADAS・自動運転技術開発向けの製品やサービスを出展すると発表した。

 今回展示するRoboCar MiniVanは、7-8人乗りの市販ハイブリッドミニバンをベース車両とした実験車両で、コンピュータから「走る」「曲がる」「止まる」を制御可能な車両。周辺環境を把握する各種センサやIZACを搭載することで、自動運転の実験が可能なプラットフォーム車両である。また、ロボットタクシー社における公道での自動運転実証実験においても利用されているという。

 実車実験走行サービスRoboTestは、実車での車両および設置機器のデータ収集にかかるシステム構築からドライバマネジメント、さらに利用目的にあわせたデータ変換からデータ分析まで行うことで、工数を大幅に削減することができるサービス。条件があえば要望から1週間程度でデータ収集を開始できる。

 また、実車1/10サイズのミニチュアロボットカーRoboCar1/10は、実験室でのADAS、自動運転開発に利用できる他、グローバル自動車部品サプライヤーで新人研修に用いられている開発プラットフォーム製品にもなる。

 他にも、高感度CMOSセンサを用いた夜間の画像データ計測や点群データを用いた物体検出を行える「ステレオカメラユニットRoboVision2」、車内外の映像と最大22chのCANを同時計測可能なTelemotive社製高性能車載データロガーblue PiraT2などの展示やデモを予定している。

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