任天堂が米特許商標局に提出したNintendo Switch関連文章が公表

2016年12月20日 16:55

 任天堂が米特許商標局(United States Patent and Trademark Office)に提出していた特許/商標関連の書類が公表された。Nintendo Switchには2つの分離可能なコントローラが接続されているが、これに関する情報のほか、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)に接続して利用する使い方も想定されているようだ(NeoGAFEngadget Japanese)。

 文書には公表されているSwitchとほぼ一致するようにみえる図面も含まれており、さまざまな情報が推測できる。また、この図面では(Wii Uゲームパッドと比べると)かなりSwitch本体の厚みは薄いように見受けられるが、本当に製品版がこのサイズになるかは不明だ。本体の回路構成図では二つの「スロット」や磁気センサ(電子コンパス?)、環境光センサ、加速度センサ、角速度センサなどの記載がある。さらに各コントローラにも加速度センサや角速度センサ、バイブレータの記載が見られる。

 さらに興味深いのが、Switch本体を挿入して利用するHMDについての記載もある点だ。これら文書に記載されているものが実際の製品にどれだけ反映されるのかは分からないが、Samsungの「Gear VR」などスマートフォンをディスプレイとして使用するHMDが製品化されており、こういった方式でVRに対応するのは現実的ではある。

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