約40分間の無断駐車に200円の損害賠償を求めた訴訟、全額認められる
2016年12月19日 17:23
無断駐車に悩む駐車場オーナーが、「約40分間」の無断駐車を行ったドライバーに対し損害賠償200円を求め提訴した。大阪地裁はこれに対し原告の主張を全面的に認め、ドライバーに200円の支払いを命じたという(読売新聞、弁護士ドットコム)。
原告が所有する月極駐車場では年間100台ほどの無断駐車があり、そのための提訴となったという。なお裁判に掛かった費用は5000円以上だそうだ。
これに対し、支払いが命じられた「200円」は周辺のコインパーキング料金から見積もられた金額とのことで、懲罰的なものは含まれていない。そのため、この判決は当然で特に意味は無く、逆に今後「200円払えば止めてOK」的な解釈がされてしまう可能性があるとの懸念もあるようだ(弁護士 猪野 亨のブログ)。
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