モード・イン・フランス、ベルサール渋谷ファーストに会場移し開催 

2016年12月19日 11:56

第42回「MODE IN FRANCE(モード・イン・フランス)」

【PR】 第42回「MODE IN FRANCE(モード・イン・フランス)」(主催・フランス婦人プレタポルテ連盟)が2017年1月11~13日に開かれる。前回(2016年7月)からオープンスペースの会場へと変更し、恵比寿のウェスティンホテル東京からベルサール渋谷ファーストへと移転する。

 前回からアクセサリー雑貨の「コレクション・フランセーズ」が無くなり、その出展者を取り込んで大幅に拡大した同展だが、今回もその規模を維持する63社70ブランド(前回比1増、初出展7)が一堂に会し、パリに先駆けて17-18年秋冬コレクションを披露する。フランス以外は英国から5ブランド、スペインから1ブランドが参加する。

 アイテム別内訳はレディスウェア31ブランド(うち初出展1)、バッグ、ストール、帽子、傘など服飾雑貨18(同4)、コスチュームジュエリー、ビジューなどのアクセサリーが21(同2)。主催者は「多数の出展申込みがあったものの、スペースに限りがあるため何社か断らざるを得なかったのは残念だったが、日本市場への期待の高さがうかがえる状況だ」と話す。

 初出展の7ブランドを紹介する。

 「Les Racines du Ciel(レ・ラシーヌ・デュ・シエル)」 は、2005年創立のニットブランド。ニットの専門的知識に加え、人と環境への配慮にもこだわっており、衣服に社会的な価値を見出し、より良い世界を作りたいという願いのもと、シンプルなライン、良質な素材と仕上がりが特徴のコレクションを生み出している。

 「Satellite Paris(サテリット・パリ)」は、パリのアトリエでデザインされるオリジナルジュエリー。時代に流されないエスニックなデザインが魅力で、オートクチュールのような高いノウハウを用いて、貴石やパール、シルク、フェザーなど様々な素材を大胆に組み合せた豊富なラインナップを生み出す。すべての加工は熟練の職人が手作業で行い、一つしかない作品を作り上げている。

 「Senzou(センズ)」 のシンボルは、名前の由来となった日本の「扇子」。公証人の資格を持つコルシカ島出身のマリ=ロール・ロカセラが、妊娠中にマルセイユで貴石や天然石のジュエリー作りを始めたのが起源で、どれも彼女自身と似て、明るく輝くハッピーな作品だ。シルバー925と3ミクロンのゴールドプレートを使用し、貴石、ブラックダイヤモンド、ガルーシャ、天然のターコイズなどで彩られたジュエリーは、マルセイユのアトリエでディテールまで丁寧に製作されている。

 「Cécile et Jeanne(セシル・エ・ジャンヌ)」のオランダ産レザーバッグは、環境に配慮した植物由来のなめし剤と天然オイルで仕上げられた高級レザーを使用し、全てハンドメイドされている。イタリアンレザーを用い、元気な色と丁寧な縫製で仕上げたハッピーなバッグコレクションを考案している。

 「Céline Robert Chapeaux(セリーヌ・ロベール・シャポー)」 は、1905年より家族代々、帽子作りの技術と伝統を受け継ぎ、無形文化財企業の認定を受けており、すべてフランスでハンドメイドされている。来秋冬は、様々な素材やスタイルをミックスした新たなカジュアルシックスタイルを提案。3D織りの技術、ハチの巣をイメージした幾何学柄のモチーフなどがビロードやニット素材、エレガントな婦人帽やキャップにあしらわれている。

 「Maison Bonnefoy(メゾン・ボヌフォワ)」 の歴史は、1940年のリヨンでジャン=マリ・ボヌフォワがニット製品のアトリエを創設したことに始まる。その後、息子のマルクがニットのファッション小物を展開し、三代目のクロエが顧客の要望に応えて新ブランドを発表し、「メゾン・ボヌフォワ」が誕生した。そのこだわりは、100%メイド・イン・フランスのフレンチスタイルにあり、来秋冬は、コクーンスタイルを取り入れている。手触りが良く、かわいくてシンプル、そして魅力たっぷりのアイテムに、小さなフランス国旗やトリコロールカラーのディテールを散りばめ、フランスらしさを引き出している。

 「Piganiol(ピガニオル)」は1884年創立。伝統的な傘の製造で知られるフランスのオーリヤックで、父から子へ5世代に渡り熟練の技術を受け継ぐメゾンで、2009年にはEPV(無形文化財企業)に認定された。19世紀より伝わる伝統的なデザインから毎年新たに発表される現代的なライン、そして最新のトレンドを取り入れたコレクションまで、3人のデザイナーがトレンド・オフィスのネリーロディ社とコラボして生み出している。

 また今回のバイヤーズラウンジでは、パリで「国虎屋」を展開する野本将文シェフが来日し、パリ以外では販売していない風味豊かな鰹出汁に白みそと酒粕を混ぜ合わせた新発売の即席うどんが特別にふるまわれる。「国虎屋」は1991年にパリでオープンし、2009年には「国虎屋ロワイヤル」、2015年にはパリ日本文化会館におにぎり専門店「Onigiri Bar」を開店し、パリジャンの心を掴んでいる。

問い合わせは、株式会社プレザンス・モード・イン・フランス事務局(担当:郡司)まで。 hgunjihuet@presence-biz.com

Ananke(アナンケ)

Ateliers de la Maille(アトリエ・ドゥ・ラ・マイユ)

Carole Grey(キャロル・グレー)

Catherine André(カトリーヌ・アンドレ)

Chemins Blancs(シュマン・ブラン)

Giorgio & Mario(ジョルジオ・エ・マリオ)

Glen Prince(グレン・プリンス)

Indies(インディーズ)

Lou Andrea(ルー・アンドレア)

Rodika Zanian(ロディカ・ザニアン)

Zyga-Lin'n Laundry(ズィガ・ラン・ランドリー)

Inouïtoosh(イヌイトゥーシュ)

Laulhère(ロレール)

Varennes(ヴァレンヌ)

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