「恵比寿映像祭」東京都写真美術館や恵比寿ガーデンプレイスで開催
2016年12月19日 10:27
「第9回恵比寿映像祭 マルチプルな未来」が、東京・恵比寿で2017年2月10日(金)から2月26日(日)まで開催される。
タイトルにある“マルチプル”は複製可能性を表す言葉。同時に多数が存在すること、そして多くの要素が織りなす営みの果てに未来は刻々と形作られるということを意図している。「第9回恵比寿映像祭」では総合テーマを「マルチプルな未来」とし、複製技術をともなう映像の特質と、その発達とともに個人や社会にもたらされている変化が指し示すものについて考える。
2016年9月にリニューアル・オープンした東京都写真美術館もトピックスのひとつに挙げられる。光をふんだんに取り入れた空間に一新された美術館全館をあますことなく使い、展示・展示関連パフォーマンス・上映・シンポジウム・レクチャーなどを展開。大型スクリーンが設置される2階ロビーでは、ガブリエラ・マンガノ&シルヴァーナ・マンガノの映像作品《そこはそこにない》を披露する。
また、舞台や音楽、文学の領域でも活躍する金氏徹平が公共空間に“マルチプル・ワールド”を繰り広げる。本作は金氏徹平初の屋外大型作品。ガーデンプレイスのパブリックスペース、センター広場がかつて娯楽の主役であった遊園地の遊具たちの登場によって、新感覚の公園へと変貌を遂げる。
そのほか、国内若手新進作家による作品上映も。現代美術作家フィオナ・タン初の長編劇映画《歴史の未来》をはじめ、ジャパンプレミア作品3本など各作家の最新作や受賞作が目白押しとなっている。
【イベント概要】「第9回恵比寿映像祭 マルチプルな未来」会期:2017年2月10日(金)~2月26日(日) ※月曜休館開催時間:10:00~20:00 ※最終日は18:00まで料金:入場無料 ※定員制のプログラム(上映・ライブ、レクチャー)は有料。2017年1月7日(土)10:00よりをチケットぴあで発売。主な会場:・東京都写真美術館住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内・日仏会館住所:東京都渋谷区恵比寿3-9-25・ザ・ガーデンルーム住所:東京都目黒区三田1-13-2 恵比寿ガーデンプレイス内・恵比寿ガーデンプレイス センター広場住所:東京都渋谷区恵比寿4-20 恵比寿ガーデンプレイス内・地域連携各所 恵比寿地域文化施設およびギャラリーなど(14箇所)住所:各地域連携会場(詳細は、公式ウェブサイトを確認)【問い合わせ先】東京都写真美術館(恵比寿映像祭)TEL:03-3280-0099(代)