NY原油:反発で51.90ドル、ロシアが減産合意を守る姿勢を示す

2016年12月17日 08:26


*08:26JST NY原油:反発で51.90ドル、ロシアが減産合意を守る姿勢を示す
NY原油は反発(NYMEX原油1月限終値:51.90↑1.00)。高値は2時00分の52.02ドル、安値は23時02分の51.05ドル。ロシアのノバク・エネルギー相は、国営石油会社ロスネフチなどロシア全石油会社が石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国で決めた減産に従うことで合意と明らかにしている。非加盟国最大の産油国であるロシアが、減産合意を守る姿勢をとったことが買い材料視された。


一方、石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した米国での石油掘削に使用する設備(リグ)は前週比で増加している。市場の反応は限定的だったが、シェールガス・オイル開発の活発化は原油価格の重しとなる公算が大きい。


日足チャートでは、マドを伴う急騰後、長い上影(上ひげ)を残している。50ドル台での値固めを試す展開に。《MT》

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