NY原油:続落で50.90ドル、ドル高加速や減産実施への懐疑的な見方が強まり
2016年12月16日 06:47
*06:47JST NY原油:続落で50.90ドル、ドル高加速や減産実施への懐疑的な見方が強まり
NY原油は続落(NYMEX原油1月限終値:50.90↓0.14)。高値は3時09分の51.48ドル、安値は23時01分の49.95ドル。米連邦公開市場委員会(FOMC)で17年末時点の金利見通しを1.1%から1.4%に引き上げたことからドル買いが加速。割高感が意識されて原油は一時50ドルを割り込む場面が見られた。
また、石油輸出国機構(OPEC)加盟国であるリビアで、停止していた石油生産施設が再開すると伝わり減産実施への懐疑的な見方が強まったことも影響した。
日足チャートでは、マドを伴う急騰後、長い上影(上ひげ)を残している。心理的な水準である50ドル台での攻防に。《MT》