【注目銘柄】デザインワン・ジャパンはレンジ上放れて5月の上場来高値目指す、17年8月期も大幅増収増益予想
2016年12月15日 16:23
日本最大級のオールジャンル口コミ店舗検索サイト「エキテン」を運営するデザインワン・ジャパン<6048>(東1)に注目したい。有料掲載店舗数が順調に増加して17年8月期も大幅増収増益予想である。株価は下値を切り上げている。好業績を評価して5月の上場来高値を目指す展開だろう。
17年8月期の非連結業績予想(10月7日公表)は、売上高が16年8月期比30.8%増の19億50百万円、営業利益が同21.7%増の6億円、経常利益が同21.0%増の6億07百万円、純利益が同21.0%増の3億79百万円としている。
有料掲載店舗数が順調に増加し、人員増などの先行投資費用を吸収して大幅増収増益予想である。19年8月期営業利益10億円達成に向けて、エキテンの業種展開の加速・新規メディアの展開・店舗プラットフォーム化による事業拡大を推進する。
なお12月5日には、関西電力<9503>との業務提携を発表している。関西電力WEB会員サービスへの「エキテン」コンテンツ提供、および電力契約店舗向け「エキテン」割引掲載プランの提供を開始した。
株価は1800円~2000円近辺でのボックス展開だったが、徐々に下値を切り上げながらレンジ上放れの動きを強めてきた。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線がサポートラインの形となりそうだ。好業績を評価して5月の上場来高値2697円を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)