コメ兵は「裏のカジノ関連株」の見方あり活況高が続く

2016年12月15日 11:10

■12月20日に類似業態のリネットジャパングループ上場を意識

 コメ兵<2780>(東2・売買単位100株)は15日も大幅続伸となり、10時40分を回って1600円(102円高)と戻り高値を連日更新している。ブランド品の買い取り販売などを行い、12月20日に類似業態のリネットジャパングループ(銘柄コード番号3556、当初マザーズ)が上場する予定のため、上場日まで代替人気を集めるとの見方が出ている。

 また、一部には、例の「カジノ解禁法案」(カジノを中心とする統合型リゾート(IR)整備推進法案)の成立を念頭に、「マカオなどでは、カジノで負けた人が手持ちのブランド品を売却する目的で質屋のような買い取り店が軒を連ねる裏通りがあり繁盛している」(市場関係者)として注目する動きもある。15日のカジノ関連株は、日本金銭機械<6418>(東1)やオーイズミ<6428>(東1)が軟調など、法案の成立によって当面の期待材料が出尽くすことを警戒する動きが出ているようだが、コメ兵には「裏のカジノ関連株」との指摘もあり活況高が続いている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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