香港:HKMAが政策金利0.75→1.00%に引き上げ、米政策に追随
2016年12月15日 10:20
*10:20JST 香港:HKMAが政策金利0.75→1.00%に引き上げ、米政策に追随
香港の中央銀行に相当する香港金融管理局(HKMA)は15日、政策金利である翌日物基準金利を0.75→1.00%(↑0.25ポイント)に引き上げた。
米連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で、約1年ぶりに政策金利の誘導目標を引き上げたことを受けたもの。香港でも2015年12月以来、1年ぶりの利上げとなった。香港ドルは米ドルのペッグ制を採用しているため、金融政策も米国に追随する傾向が強い。
HKMAの決定を受け、香港の市中銀行もプライムレート(最優遇貸出金利)などの金利を引き上げる可能性がある。
【亜州IR】《ZN》