映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』Ep3と4の間舞台

2016年12月10日 11:50

　スター・ウォーズの実写映画スピンオフ第1弾、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(原題：Rogue One: A Star Wars Story)が、2016年12月16日(金)に公開される。

史上最も有名な悪役ダース・ベイダーの誕生を描いた『スター・ウォーズエピソード3／シスの復讐』と『スター・ウォーズエピソード4／新たなる希望』をつなぐ、今まで語られることのなかった新しい物語となるのが今回の映画『ローグ・ワン』。ビジュアルにあるように、特にアジア人俳優たちが扮するキャラクターは、座頭市や武士を思わせ、シリーズの中でも特に濃い日本文化の影響を感じさせる。

■ローグ・ワンとは？

　タイトルの“ローグ”とは、悪党、ごろつきという意。反乱軍の寄せ集め極秘チーム<ローグ・ワン>が、全銀河を脅かす究極兵器デス・スターの設計図を奪うという 97.6%生還不可能なミッションに挑む姿が描かれる。

■極秘チーム「ローグ・ワン」の主なメンバー

愛を知らない孤独な戦士ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)
イケメン情報将校キャシアン(ディエゴ・ルナ)
フォースを信じる盲目の戦士チアルート(ドニー・イェン)
元帝国軍のパイロット(リズ・アーメッド)

■主人公ジンとストーリーポイント

　主人公ジン・アーソの父であるゲイレン・アーソは、銀河全体を脅かす帝国軍の究極の兵器＜デス・スター＞の開発者。15才の頃からたった１人で生き延びてきた何にも属さないジンは、なぜ反乱軍に加わるのか？なぜ、＜デス・スター＞の設計図を奪うという生還困難なミッションに挑むのか？物語の見えない部分が少しずつ明かされ、シリーズの原点となる『エピソード4』へと繋がっていく。

■ダース・ベイダーも登場

　ダース・ベイダーの登場も決定。全身が黒くダース・ベイダーのような禍々しい邪悪さを匂わせるデス・トルーパーたちも出演する。デス・トルーパーは、ダース・ベイダーの部下でありながら彼を常に出し抜こうとする野心的な悪人オーソン・クレニックが率いる兵士のこと。黒いデス・トルーパーと、白いストームトルーパーとの関係性も気になるところだ。

■フェリシティ・ジョーンズをはじめとするキャストたち

　監督は、『GODZILLA ゴジラ』の監督を務めたギャレス・エドワーズ。キャストは、『博士と彼女のセオリー』のフェリシティ・ジョーンズ、『エリジウム』のディエゴ・ルナのほか、ベン・メンデルソーンやドニー・イェン、フォレスト・ウィテカー、そしてマッツ・ミケルセンらが大物俳優が名を連ねる。『ローグ・ワン』の公開を前に日本にも来日し、ギャレス監督とフェリシティは、“重要なテーマ"でもある「希望は、死なない」というメッセージをなんと日本語で披露。日本文化の影響を受けている「スター・ウォーズ」シリーズとあって、最新作でも監督・キャストからの“日本愛"が溢れるメッセージを観客に贈った。

■作品情報

【ストーリー】スター・ウォーズ最新作!『スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望』の直前を描く、アナザー・ストーリーが誕生。銀河全体を脅かす帝国軍の究極の兵器<デス・スター>。その設計図を奪うための反乱軍の極秘チーム<ロ―グ・ワン>に加わった女戦士ジンは、希望を取り戻すため、仲間と共に 97.6%生還不可能なミッションに挑む。『エピソード 4(新たなる希望)』の冒頭でレイア姫が R2-D2に託した帝国軍の宇宙要塞<デス・スター>の設計図、超極秘情報はいかにして入手されたのか？

そこには、決死のミッションを与えられた名もなき反乱軍兵士たちの、誇り高き戦いの物語が隠されていた。初めて描かれるキャラクターたちが繰り広げる新たな物語によって、スター・ウォーズの世界はさらにドラマティックに進化する。【作品情報】『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(原題：Rogue One: A Star Wars Story)公開日：2016年12月16日(金)監督：ギャレス・エドワーズキャスト：フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、ベン・メンデルソーン、ドニー・イェン、チアン・ウェン、フォレスト・ウィテカー、マッツ・ミケルセン、アラン・テュディック、リズ・アーメッド配給：ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(c)2016 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.