Galaxy Note 7の爆発事件、原因は筐体の隙間不足?
2016年12月8日 16:59
あるAnonymous Coward 曰く、 Galaxy Note 7のバッテリが過熱・炎上する事件は製品のリコールにまで発展したが、その原因は筐体のバッテリ周囲に本来設けられるべき隙間が不足していたためではないかという話が出ている(iPhone Mania)。
製造業向けのテストツールやプロセス改善ツールなどを提供するInstrumentalがブログで明らかにしたもの。リチウムイオンバッテリは充電・放電を繰り返すうちに膨張することがあることはよく知られているが、通常はそれを見越してバッテリの周囲に膨張に耐えられる隙間を空けておくのが一般的だそうだ。しかしGalaxy Note 7ではバッテリの大容量化や筐体の小型化を追求したためかこの隙間がほとんどなく、そのため膨張したバッテリに物理的に圧力がかかり、電極が接触して過熱・炎上したのではないかという。
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