『劇場版 ソードアート・オンライン』ゲストキャストに神田沙也加ら
2016年12月6日 12:55
2017年2月18日(土)全国ロードショー『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』のゲストキャストとして、ARアイドル《歌姫》ユナ役を神田沙也加さん、謎の青年剣士・エイジ役を井上芳雄さん、ARデバイス《オーグマー》開発者の重村を鹿賀丈史さんが演じることが発表された。また、12月1日(木)に神田沙也加さんの公開アフレコも実施された。
神田沙也加さんはディズニー作品『アナと雪の女王』で王女・アナ役の日本語吹替えを好演したことで、大ヒットに貢献し、歌唱・声・演技、あらゆる面で評価され一躍注目を浴び、世間を魅了。また2015年には第9回声優アワード主演女優賞を受賞するなど、名実ともにトップレベルの声優として注目を浴びている。今回のオファーに対し「これだけ人気のある作品にプロフェッショナルの声優さんの中でやらせて頂くということは、ゲストキャラであってもきちんとやらないと、と身を引き締めました。」とコメントし、『ソードアート・オンライン』にかける熱い思いを語った。
また、作中で披露する劇中歌の作曲は、本作の劇伴を担当する梶浦由記をはじめとする精鋭の作家陣が手がけることに。その楽曲にも更なる期待が高まる。
■ユナ役・神田沙也加 公開アフレコレポート&コメント
Q:ユナというキャラクターについて
私が演じたのはユナというARアイドルの《歌姫》で、劇中で5曲も歌わせて頂きました。小悪魔っぽい可愛らしさもある役柄でキャラクタービジュアルも可愛くて、決まった時はすごく嬉しかったです。
Q:アフレコを終えた感想について
『ソードアート・オンライン』はすごく人気のあるシリーズなので、その中の世界に入れることが嬉しかったです。実際の生活でアイドルになったことがないので、映画の中でアイドルのキャラクターを存分に楽しませて頂きました。今まで『ソードアート・オンライン』を作ってこられた、監督をはじめとするクリエーターの方々やスタッフの皆さんにご意見を頂きながら演じさせて頂きました。
Q:声優業について
声優として全然まだまだなのですが、これだけ人気のある作品にプロフェッショナルの声優さんの中でやらせて頂くということは、ゲストキャラクターであってもきちんとやらないと、と身を引き締めました。バラエティに富んだ曲を歌わせて頂いたので、映画の中で聞いて頂きたいです。
Q:『ソードアート・オンライン』の魅力について
『ソードアート・オンライン』は仮想現実での冒険と現実世界での実生活の両方が描かれたアニメです。今、ARのゲームが実際にとても流行っているなか、今回のゲームのシステムは本当にそういう時代が来そうな感じのものになっていて、本当にやってみたいなと思いました。
Q:アフレコに挑むにあたって
ユナはARアイドルですが、いろいろな種類の歌を歌ったので、誰か特定の三次元の方を参考にしたということではなく、私が私にしか出来ないユナを追求しました。
■井上芳雄コメント
Q:アフレコを終えての感想
マイクを前に入れ代わり立ち代わり入っていくのが、舞台でのお芝居とはまたひと味違い、驚きの連続でした。アフレコでの演技は秒数で決まっているので、セリフを間違えず言うことと、感情を入れるタイミングを合わせるというのは職人技なんだと、自分で演じてみてそう思いました。監督に演技を相談させていただいたとき「エイジは余裕たっぷりで」と言われたのが印象に残っています。作品の中の1ピースとして、できれば何かいい影響を物語に与えられるような声の演技が出来ればと思いながらお芝居をさせていただきました。
Q:本作の見どころについて
ARやVRといった専門用語があり、最初はとっつきにくい印象を受けますが、本質的には人と人の感情がぶつかることでまた何か生まれて人が変化していく……そんな人間を描いたお話になっています。そこをぜひ観ていただければと思います。エイジはとても人間臭い素敵な人物です。彼の人生、彼の気持ちというのがしっかり画面に出るようにお芝居をさせていただいたので、ぜひ楽しみに劇場にお越しください。お待ちしております。
■鹿賀丈史コメント
Q:アフレコを終えての感想
専門用語が多かったので、そこはいろいろ勉強させていただきました。やはりセリフで難しい単語などがでてくるときはすごく集中力がいるので、その部分が印象的と言いますか、注目している部分です。
Q:本作の見どころについて
この作品に参加して最新のアニメーションはこんなにすごいのかと驚きました。見どころはお話やキャラクターなど、観る方によって注目される部分があると思いますので、ご覧になったみなさんがそれぞれに感じていただければうれしいです。また『SAO』の新しい一作ができました。おもしろい作品になっていますので、ぜひ期待感を込めて劇場に足を運んでいただけたら思います。
(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project