ガーリッシュナンバー 第4話 「イケイケ千歳とゆかいな仲間たち」【感想レビュー】

2016年12月4日 10:26

記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ

  棒演技をわざとやるのも中々難しいかと思われますが、千歳役の千本木彩花さんは上手ですね。前回、その棒演技っぷりに見事に笑わせられた、てる吉です。

  さて、早速第4話のあらすじと感想にいってみましょう。

■ガーリッシュナンバー 第4話 「イケイケ千歳とゆかいな仲間たち」


  「九龍覇王と千年皇女」(通称クースレ)は、千歳が初ヒロイン役を務めるアニメだ。そして、そのアニメの第1話最速上映会のイベントが行われようとしていた。八重と京は、本番前から極度の緊張でガチガチになっている。一方、ベテランの百花と万葉は当然のように落ち着いているだが、なぜか千歳も控室で爆睡するほどリラックスしているのだった・・・。

■千歳がこんなにいい子のはずがない


  イベント会場の外では、開場を待つ多くの人々。そしてそこに現れる千歳。千歳を見るなり、歓声をあげて喜ぶファン。1人の少女の手を取り、明るい笑顔で話す千歳。裏では悟浄と千歳が何やらいい雰囲気に・・・?

 はい、この時点で夢落ちだと確信しました。いや、そもそもあんなに性格いい子じゃないですし(笑)。案の定、控室で爆睡していた。他の共演者も呆れ返ってますね。

■波乱に満ちた最速上映会イベント!?


  不安が増すばかりの八重と京に、緊張する様子がどこにあるの? と言う千歳様、マジ半端ないっす。OP曲の練習を徹夜までしてたから、眠かったらしい。プロ意識が高いと自らを褒める千歳に、それはプロ意識の欠如だと呟く万葉。全くもってその通りですよね。普通、本番前日に徹夜なんかしないでしょ。

  九頭Pから呼び出される悟浄。悪いニュースと良いニュースのどっちから聞きたいかと言われる。あー、もうこれ明らかにヤバそうな雰囲気が漂っています。良いニュースは、OPをフル尺で歌ってもらおうというもの。悟浄は、テレビサイズの尺だけだったはずだと暗いトーンで答える。本番前にいきなりそんなことを言われて、八重と京は乗り切れるのか? あれ、しかもこれ悪いニュースなんじゃね? 予想通り、2つとも悪いニュースだったわけで。

 そして、もう1つのニュースが、1話が間に合わなかったとのこと・・・。はい!? えっと、つまり一話が完成してないと? これ、最速上映イベントですよね? 「放送日には間に合わせるから大丈夫。とりま、今日はPVと適当にガッチャンコしたカリカリ1話を流すってことで」と無責任らしい九頭P。どうしてこんな人がプロデューサーなんかやっているのだろうか(笑)? 本当に実在したら、この業界腐ってるぞ。声優業界も大変だ。

ガーリッシュナンバー 第4話 「イケイケ千歳とゆかいな仲間たち」

画像引用元:©Project GN/ガーリッシュ ナンバー製作委員会

  本番開始の挨拶。ずっこけてしまうという天然っぷりを炸裂する八重ぽんドンマイ。そしてとうとう1話の映像が流される。観客達の盛り上がりも最高潮に・・・とはもちろんいかず、PVとほぼ変わらない映像にどよめきが起こる。重苦しい雰囲気の中、「みんなー、盛り上がってるかなー」と空気を読めない発言でテンションを上げようとするが、もちろん会場内が静まりかえる。だが、百花と万葉が機転を利かせ、それに千歳も乗っかるかたちで、何とか観客を盛り上げることに成功。そこからのOPの披露、最高ですね。ただ、十和田同様、OPがアニメと合ってなさすぎて失笑。そして、イベントを裏で見ていた社長と九頭Pが、何やらまた次の計画を立てているようで。まあ、どうせろくなもんではないのは確かですよね。今回は、千歳の度胸にみんなが救われた感じになったような、そうでないような。スマホですぐさま自分の評判を確認する千歳。気持ちは分かるけど、もう少し場所を選んだ方がいいですよ。

  京の家で1話の放送を見ることになった千歳、八重の3人。待ち合わせの神社で短冊に願いを書く。千歳の願いは、「事務所のマージンを減らせ!」だった。素直すぎる(笑)。京の部屋に着いた3人。1人暮らしの京だが、部屋は結構片付いていた。だが、見えないところはどうかという疑いを持った千歳は、押入れを開けて確認しようとする。タンスを漁って、下着を取り出したり好き放題の千歳よ、グッジョブ! 出来ればもう少し見たかったぜ。ただ、私が京の立場だったら、こんな子は絶対に家に入れたくないですけどね。悟浄に部屋を片付けてもらっていると言う千歳。悟浄さん、その仕事私と代わってください。

  そして、ついに1話が始まった。開始早々、驚愕の表情の3人。あのー、これ思いっきり作画崩壊してますけど・・・? めっちゃ笑ってしまった。1話からこんな状態じゃ、もうお先真っ暗ですね。1話を見終えてやけくそになる京。そして、スマホでいつものように自分の評判を気にする千歳。あんた、いつも自分のことばっかりだな。

■史上最悪(?)の最速上映会イベント回だった


  まさか上映会なのに、1話が完成しないと言う前代未聞の事態に驚きを隠せないのと同時に、あまりのグダグダっぷりに思わず笑ってしまいました。そして、相変わらず事態をややこしくした張本人の九頭P。反省の色が全くなく、そもそも自分が悪いと気付いていないという感じだ。この次元になると、腹が立つどころか、むしろこのキャラでずっと突っ切っていってほしい。そして、持ち前の度胸が意外なところで役に立った千歳。

 今回は、このピンチを乗り切った千歳を褒めてあげたいですね。次回は、千歳達によるブルーレイ購入特典を手渡すイベントがあったりするわけですが、今度はどんな千歳節が生まれるのか。そんなところにも注目しつつ、次回を楽しみにしたいと思います。

(あにぶ編集部/てる吉)

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