米大統領選で問題となった「嘘ニュース」の拡散にはロシアが関与?
2016年12月3日 10:39
米大統領選をきっかけに嘘ニュースの拡散が問題視されているが、米大統領選関連の虚偽情報拡散はロシアが糸を引いていたのではないかという話が出ている(ギズモード・ジャパン、CNET Japan)。
Washington Postによると、これら嘘ニュースはロシアの「洗練されたプロパガンダキャンペーン」の支援を受け、ヒラリー・クリントン候補を陥れ、ドナルド・トランプ候補を助けるために行われたという。
嘘ニュースを調査した独立系研究者らによると、ロシアは数千のボットネットや金で雇った人間、ウェブサイトやソーシャルメディアアカウントを使い、右翼的な言動を過激化させるような活動を行っていたという。これにより嘘ニュースはFacebookやGoogleのプラットフォームで広く拡散されるようになったという。
また、WAR ON THE ROCKSによると、このような手法はソビエト時代から確立されていたプロパガンダ手法を現代的に洗練させたものになるという。
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