日米韓の6カ国協議首席代表が中旬に会合と報道
2016年12月2日 09:17
聯合ニュースは1日夕、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の韓国、米国、日本の首席代表が12月中旬にソウルで会合すると韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官が1日の定例会見で発表したと報じた。
「韓米日がそれぞれの独自制裁措置を発表することや米国で新政権が発足することなどを踏まえたもので、具体的な日程は近日中に発表する」としている。
また、会談に出席する顔ぶれについても「韓国の金ホン均(キム・ホンギュン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長、ジョセフ・ユン米国務省北朝鮮担当特別代表、金杉憲治・外務省アジア大洋州局長」と明記している。
会合では「来年1月の米新政権発足や韓国の不安定な政治状況などの隙を突き、北朝鮮が挑発に乗り出した場合の対応策についても意見交換するとみられる」としているほか、さきに発効した日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)により、日米韓の北朝鮮関連情報の共有についても議題になるだろうとの見方を示している。(編集担当:森高龍二)