ダイハツ、「タント」を一部改良、「スマートアシストIII」を初搭載
2016年11月30日 19:50
ダイハツ工業は30日、軽乗用車「タント」、軽福祉車両「フレンドシップシリーズ」の「タント スローパー」「タント ウェルカムシート」を一部改良し、全国一斉に発売したと発表した。
「タント」は、2003年に発売された軽トールワゴンで、モアスペース系の軽乗用車として、ダイハツ基幹車種の一つとなっている。今回の一部改良では、世界最小という「小型ステレオカメラ」を採用したダイハツ独自の衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を初めて搭載するなど、安全性能を進化させるとともに、使い勝手を向上させた。
安全性能に関しては、スマートアシストIIIの搭載に加え、リヤに2カ所のソナーセンサーを設置することで、死角となる左右後方の障害物を検知し、ブザー音で運転手に警告する「コーナーセンサー」を搭載。使い勝手に関しては、パワースライドドアに予約ロック機能を追加、すでに「ムーヴ」や「キャスト」などで採用している「Dアシスト 切替ステアリングスイッチ」を全車標準装備とした。福祉車両についても、スマートアシストIIIを搭載するなど、「タント」と同様に安全性能と使い勝手を向上させている。
メーカー希望小売価格はタントが122万400円~187万3,800円(税込)。タント スローパーが143万円~181万円、タント ウェルカムシートが152万5,000円~186万円(いずれも消費税非課税)。