競女!!!!!!!! 第2話 「団結のヒップトス!!!!」【感想レビュー】
2016年11月28日 09:07
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
尻と胸しか使っていないのに、ここまで熱く描かれているスポ根アニメはおそらく初めてなのではないでしょうか? 私も食い入るように彼女達の戦いぶりを見てしまいました。まあ家族がいるときには絶対見れませんがね(笑)。
さて、では第2話のあらすじと感想に参りたいと思います。
■競女!!!!!!!! 第2話「団結のヒップトス!!!!」
309号室(通称「空き部屋」)に割り当てられたのぞみとさやか。そこには、どじっ子だが本人は全くその自覚がない豊口のん、そしてほとんど言葉を発さない青葉風音がいた。のんとはすぐに仲良くなるが、無口な風音とはなかなか打ち解けずにいた。実技授業もハードなものばかりで、かと言って実践的なものではなく、基礎訓練的なものばかりが続く。
それに不満を抱くのぞみ。ある日、部屋ごとのチームでビーチボールのヒップトスを課題として言い渡される。チームワークのよくない309号室の4人は、毎回最下位。罰として課される追加トレーニングに明け暮れる毎日。果たして彼女達は、無事にヒップトスができるようになるのか?
■ハードだが、見てる側からすれば笑ってしまうトレーニング
生徒たちは早朝のトレーニングを行っていた。尻8の字100回。うーん、まあ尻を使うアニメなので尻の筋肉を鍛えるのは当然でしょうが、これ現実でやってたら絶対笑ってしまいますよね。でもこれかなりキツいようで、皆顔を歪めながらやってます。それに尻ウォーキング100m。これは見てるだけで大変そうだと分かる。それからのランニング。これを毎日やることを告げられ、落胆の声を上げる生徒達。私だったら逃げ出してしまいそうですね。
そして朝食。のぞみ卵かけごはん大好きすぎて可愛い。一般クラスとエリートクラスでは食事の格差も凄かった。朝からアイスとかどんな贅沢やねん。
トレーニング後に眠くなる雑学の講義。「尻を知らずして勝利なし」、「尻学」の講義が始まる。名前だけで思わず吹き出してしまいました。こんな授業が実際にあったら面白そうだから受けてみたいですね。欧米人は骨盤が前傾気味についているからお尻が高い位置にあるとか、少しばかりの知識を得てしまった私。
トレーニングが終わり、ようやく部屋で一息つく309号室のメンバー達。プロの競女選手の話題になるが、それに反応して揺れるポニーテールの風音ちゃん最高です。
■次の訓練へと突入。その名も「ヒップトス」
ようやく次のステップに移ることになった一般クラス。それは、ビーチボールを尻だけでトスをする「ヒップトス」を同部屋の仲間達でやるというもの。目標は30回だが、のぞみは100回と意気込む。だが100回どころか、1回もまともにできない309号室の面々。風に左右されるボールを追いかけるばかり、互いが見えておらずにぶつかったりしてしまう。互いに声をかけあったりすることになるのだが、案の定風音にはそれができずにいた。それを神妙な面持ちで見つめるさやか。結局その日は1回の続かず、最下位となり追加トレーニングをする羽目に。
「ヒップトス」に求められているのはチーム力だと言うさやか。次からは周りをよく見て声を掛け合おうと言うが、簡単そうに見えて風音にはかなりハードルが高い。
最高記録を出したチームには淡路で一番のジェラートを奢ると断言する先生。その言葉に一段をやる気を出すのぞみ。さやかは、司令塔を1人決めようと提案する。さやか本人が司令塔になるのだが、的確な指示が出せずにしどろもどろしていた。そこでのぞみが気づく。風音が、ボールの落下位置が分かるということに。のぞみは風音に司令塔をやってほしいと言うが、頑なに拒否する。木の陰に隠れて首を振る続ける天使並に可愛い。
テスト本番。のぞみはいつも通りの風音でいいと言うのだが・・・? のぞみは風音を観察して皆にボールの方向を的確に指示する。なんと、視線につられて風音のポニーテールが動くのに気づいていたのだ。とうとう最高記録の35回に並ぶが、ここでのぞみが風音の予測とは別の間違った指示を出してしまう。風音は首を振り続けるのだが、意思は届かない。だが、勇気を振り絞って大声で本当の落下地点を言う。それに対し、「待っとったで」と応えるのぞみ。なるほど、風音が自分から殻を破るためにわざとやったんですね。
後から話を聞くと「広島弁が恥ずかしかった」とという理由でしゃべらなかったと言う風音。何ですかその理由、愛らしくてしょうがない。で、すべての元凶はのぞみだった。寮に入った最初の日、「みんなのしゃべりおもろいなー」と言ったのがきっかけだったのだ。少々無神経なのぞみだが、これでようやく本当の仲間となれた309号室のメンバー達。なんかほっこりするお話ですね。
ヒップトスも終わり、ついにランドでの実践授業をする日がやってきた。のぞみの尻を揉みまくり「あなたのお尻、一段とよくなったんじゃない?」と勘違いしてしまいそうな発言をするさやか。うん、エロいですね、耳の栄養分になりました。それにしても風音ちゃんスタイル良すぎ。胸がデカくて触り・・・コホン。Cカップと聞かれてポニーテールが揺れる。なるほど、こういう使い方もあるんですね(意味深)。先生と生徒の1対4で模擬レースをすることになった309号室。相手は元賞金女王の氏部先生。4人で挑むも格が違った。のぞみは、限界まで身体を加速し、渾身の一撃を先生に繰り出すが、無惨にもかわされてしまう。だが、その代わりと言っていいのか分からないが、風音、のん、さやかの水着が引き裂かれる。最後の最後ごちそうさまでした。
■309号室のが本当に仲間になった友情回だった
今回のお話は、ヒップトスを通じて309号室のメンバー達が本当の意味で仲間になりました。ほとんど口を開かない風音。だが、それはチーム力の大きな欠如の要因となってしまう。だが、観察力の鋭いのぞみが、そんな風音のクセなどを見つけ出し、そしてそれを上手い具合に拝借して、チームのために風音に口を開いてもらうことに成功した。風音が話すようになり、以前よりも断然に明るく、そしてまとまったチームとなった309号室。今回は、そんな心が温まる話を見ることができて、私としても大変満足しました。次回は最後に水着を切り裂いた、のぞみの技のことがメインになります。先生が驚いた表情をしていましたが、これがどんな意味を成すのか楽しみです。
原作:空詠大智 監督:高橋秀弥 出演:Lynn、M・A・O、本渡楓、大西沙織 他 製作:XEBEC 公式サイト:http://www.keijollllllll.com
(あにぶ編集部/てる吉)
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