ソフトバンク、IoT向け通信技術「NB-IoT」の実証実験を開始
2016年11月26日 10:43
ソフトバンクがIoT向けの無線通信技術「NB-IoT」の実証実験を公開した(日経ITpro、朝日新聞、ソフトバンクの発表)。
NB-IoTは、最大通信速度が上り62kbps、下り26kbpsと遅いが、通信用のモデムがシンプルで低いコストで対応端末を製造できるのが特徴。消費電力も少ないという(WirelessWire News)。電波を細かく分けて利用するため、1つの基地局で多くの端末と通信できるのも特徴のようだ。
実証実験は駐車場の駐車スペースに通信機能を備えたデバイスを埋め込む「スマートパーキング」を使って行われた。車の入庫・出庫を検知し、その情報をサーバーに送信して管理を助けるというシステムだそうで、このサービス自体はまだ試験的なもののようだが、通信を行うための実験とした十分な内容だという。また、具体的なサービス開始は2017年夏を計画しているようだ。
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