「大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち」六本木などで開催
2016年11月25日 21:19
「大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち」が六本木・森アーツセンターギャラリーにて開催。会期は、2017年3月18日(土)から6月18日(日)まで。その後は2会場を巡回する。名古屋展・愛知県美術館では2017年7月1日(土)から2017年9月18日(月・祝)まで、神戸展・兵庫県立美術館では2017年10月3日(火)から2018年1月14日(日)まで開催。
帝政ロシアの首都として栄えた街、サンクトペテルブルク。この伝統ある文化の街でひと際優雅な佇まいを誇るエルミタージュ美術館は、1万7千点以上もの絵画作品を所蔵する。本展では、その膨大なコレクションの中から特に充実している「オールドマスター」、16世紀ルネサンスから17・18世紀バロック時代に活躍した偉大な巨匠たちの傑作85点が一挙に集まる。
16世紀ルネサンス時代のティツィアーノ、クラーナハなどから17世紀バロックのレンブラント、ルーベンス、ヴァンダイフなどを経て、18世紀ロココのヴァトー、ブーシェなどに至る、誰もが名前を一度は聞いたことがあるような各時代の大巨匠たちの傑作を国・地域ごとに分けて6章で紹介する。
本展では、イタリア・ルネサンス画家、ティツィアーノの《羽飾りのある帽子をかぶった若い女性の肖像》も出展。今作は、じわりと広がっていくような穏やかな色彩やふくよかな肉体美、また作品全体を支配する調和が感じられるイタリア・ルネサンスらしい一点だ。
さらに、ドイツ・ルネサンスを代表するクラーナハの作品も。ティツィアーノと同じルネサンス画家でも北方、ドイツを拠点とするクラーナハの絵には、大らかなイタリアとは全く違ったピリッとした空気感を感じる。
その他にも、オランダのバロック画家、レンブラントや17世紀フランドルのルーベンス、ブリューゲルも登場。イタリア、オランダ、フランドル、スペイン、フランス、ドイツ・イギリスの各章にわたり、エルミタージュ美術館の顔ともいうべき作品群を観ることができる。
【詳細】
大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち
会期:2017年3月18日(土)〜6月18日(日)
会場:森アーツセンターギャラリー
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ 森タワー52階
休館日:5月15日(月)
開館時間:10:00〜20:00 (火曜日は17:00まで。ただし5月2日(火)は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
チケット:一般 1,600円(1,400円) / 大学生 1,300円(1,100円) / 中高生 800円(600円)
※( )内は前売り、団体料金
※小学生以下は入館無料
※団体料金は15名以上で適用。添乗員は1名まで無料
※障害者手帳の提示で、介助者1名まで含め、当日料金の半額
前売券販売期間:2017年1月16日(月)~3月17日(金)
【巡回】
■名古屋展
会期:2017年7月1日(土)~9月18日(月・祝)
会場:愛知県美術館
■神戸展
会期:2017年10月3日(火)~2018年1月14日(日)
会場:兵庫県立美術館
【問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL:03-5777-8600