「一人で全部やっていた」技術者が休業したため解散する企業

2016年11月25日 09:11

あるAnonymous Coward曰く、 東京のWebコンテンツ制作会社「ゲームプラスプラス」という企業の公式Twitterアカウントが同社の解散を伝えているのだが、その理由が「技術担当の者が一切の開発を行っていたが休業となってしまった」という身も蓋もないものであった。

 同社は様々なWebサービスを企画・運営している会社…ということだが、公式サイトも既にお亡くなりになっており(アーカイブ)、また公式Twitterもほとんど呟いておらず活動内容は伺えないのだが、合同会社ということもあり小規模なものであったようである。一連のツィートによれば、技術担当者の復帰が望めない状況となり、代わりを探したものの担当者の業務が広範囲過ぎて代替要員が見つからず、解散に至ってしまったということで、まさに一人の技術者が会社のキーマンとなってしまうような状態だったらしい。なお発表からは技術担当の休業理由は不明。

 この話題を受けて、Twitter上ではスラドでも去年話題となったトラック係数の代表事例だとして取り上げられたりしている。スラド諸氏の職場では、こうしたリスク管理は行われているだろうか?

 スラドのコメントを読む | ITセクション | ビジネス | IT

 関連ストーリー: 人気オープンソースプロジェクトは何人欠員が出たら破綻するのか 2015年07月15日 スクエニのスマートフォンゲーム、「開発コアメンバーの脱退」の影響でサービス終了へ 2014年12月29日 業務中の「無駄な時間」を減らせば人員は削減できる? 2014年05月13日 「A5:SQL Mk-2」開発者、育児休暇中のため寄付による支援を求める 2013年07月09日 IT プロジェクトをはじめる前に「問うべき 5 つの質問」とは? 2012年05月01日 「桃鉄」シリーズ終了? 2011年12月12日

関連記事

最新記事