中国:ダイムラー現法幹部が中国人侮蔑発言、会社が謝罪声明

2016年11月24日 13:52


*13:52JST 中国:ダイムラー現法幹部が中国人侮蔑発言、会社が謝罪声明
独ダイムラー・トラック&バス中国現地法人のレイネル・ガルトネル最高経営責任者(CEO)が中国人を侮辱する発言を行ったとして、現地メディアなどで問題になっている。ダイムラー大中華区投資有限公司は21日に声明を発表し、公式に謝罪するとともに、当事者双方が和解で合意したことを明らかにした。英メディアが伝えた。
声明文では、「当社職員が不適切な行為と言動で、良くない印象を与えた」と謝罪。ガルトネル氏については、「当社の企業文化に背き、管理者に求める資質に合わないので免職処分にした」と説明した。
ガルトネル氏は20日正午ごろ、北京市順義区の別荘地で中国人住民と口論になった。駐車場を巡るトラブルが原因で、ガルトネル氏は「中国に来て1年になる。ここに来て分かった最初のことは、中国人がみな下等なやつらということだ」と叫んだとされる。
さらにガルトネル氏は、騒ぎを聞いて集まってきた住民に対し、トウガラシ入りの催涙スプレーを噴射。住民1人が目を傷めた。
中国の交流サイト(SNS)では、「ベンツに対する好感が一瞬でなくなった」などと、反発の声が上がっている。

【亜州IR】《ZN》

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