マイクロソフト、Visual Studio for Macを発表

2016年11月20日 23:14

Microsoftは16日、Connect(); 2016のキーノートでVisual Studio for Macを発表した。現在Visual StudioのWebサイトでプレビュー版がダウンロードできる(The Visual Studio Blogの記事ダウンロードページ)。 Visual Studio for MacはMac用の.NET統合開発環境で、macOSネイティブのユーザーインターフェイスに加え、RoslynベースのコンパイラーやIntelliSense、MSBuildツールなど、Windows版のVisual Studioと共通の機能が提供される。開発言語は標準でC#とF#に対応しており、Android/iOS/macOS/watchOS/クラウドアプリの開発が可能だ。プロジェクトファイルはVisual Studio形式なので、WindowsとMacでプロジェクトを共有できるとのこと。Visual Studio for Macは14日にMSDN Magazineで一足早く発表された(Googleキャッシュ)が、記事はその後削除されていた。MSDN Magazineの記事では進化したXamarin Studioといった記述も見られるが、The Visual Studio Blogの記事では触れられていない。 このほか、16日のキーノートでは次期Visual StudioとなるVisual Studio 2017や、モバイルアプリの開発や管理を行うためのクラウドサービスVisual Studio Mobile Centerも発表されている。Visual Studio 2017 Release CandidateはVisual Studio Webサイトからダウンロード可能となっており、Visual Studio Mobile Centerもプレビュー版の提供が開始されている(The Visual Studio Blogの記事[2][3])。 スラドのコメントを読む | デベロッパーセクション | モバイル | マイクロソフト | プログラミング | MacOSX | デベロッパー

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